宮城県 気仙沼市 からくわ。 手間ひま愛情たっぷりの自慢のつなぎ牡蠣。
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8月の盛屋水産は、ホタテの出荷も終わり、牡蠣の温湯(おんとう)処理や筏の手入れをしていました。
そしてお盆は、日本の多くの土地でそうであるように、ここ唐桑では大切で忙しい行事。 ご先祖様をお迎えるするための仏壇の飾りつけやお供えものの準備をします。 ![]() そして「お仏拝み(おほとけおがみ)」といい、親戚や縁者が仏壇に手を合わせに訪ねてきてくれたり、こちらも出掛けたりするので、お客様をお迎えするため、家周りの草刈りやら掃除やら自慢のお手製のお漬物とお茶菓子の用意やら、でどの家も準備に必死です。 この「お仏拝み」、段々と訪問する親戚の範囲など、規模が縮小していっているようですが、普段忙しくしてゆっくりと話ができないでいる人たちとの大切なコミュニケーションの時間にもなっています。 盛屋水産を営む菅野家にも、昨年夏他界したじいちゃん(社長和享<やすたか>の父)の仏前に手を合わせに大勢の方が来てくださいました。 そんな慌ただしくも温かいやりとりのある8月の最終週に、とても嬉しい訪問を受けました。 タイトルにもあるように、Gakuvo- (日本財団学生ボランティアセンター)の学生ボランティアのみなさん- が再生した「つなかん」に来てくれたたのです。 ![]() (写真提供 Jay Horinouchiさん:thank you!) ![]() (写真提供 からくわ丸 根岸えまさん:ありがとう!) Gakuvoは、震災後の盛屋水産に元気と勇気、やる気を与えてくれた、大切な存在です。 昨年8月から建物の修繕直前の今年3月まで、延べ500人は超える学生ボランティアのみなさんが、3階まで津波が来た菅野家のかつての自宅「つなかん」で生活し、取り壊しを考えた家に灯りを灯し笑い声を響かせてくれました(いきさつについては、こちら「かつての自宅を残す その2」をお読みください)。 「つなかん」とは、唐桑町 鮪立(しびたち 「鮪 [まぐろ]= ツナ」) の「管」野さんち、として、彼らが親しみを込めて呼んでくれていた、この家の愛称です。 盛屋水産の仕事ぶりをみてもらい、唐桑の自然と漁師生活とおいしい食べ物を体感してもらえる場所「つなかん」をオープンするという決断を確かなものにできたのは、Gakuvoを始めとするボランティアのみなさんとのふれあいをとおしてこそ、でした。 「つなかん」は初めて、という学生も大勢でしたが、中には見知った顔も。 第1陣から引率者として来てくれ、震災後間もない「つなかん」を知る日系アメリカ人アーティストのJay。 そのJayの言葉ー「新・ツナカン最高でした。なんか、ものすごく色んな感情を感じてました。いつも僕が泊まっていた角部屋にも行って、数分間無言で風を感じながら浜を見ていました。」 泣きそうだったけど、無理やり止めたというJay。 こんな風にずっと見守り共に喜んでくれる人たちがいることに、感謝せずにはいられません。 Jay、そしてみなさん、本当にありがとうございます。 そして今回初めて唐桑に来てくれた人たちも、ありがとう! 今回のGakuvoの活動は、唐桑でのイベントのお手伝い(臨海花劇場)と、唐桑の素晴らしい自然を体感できるけれど整備が必要な遊歩道の整備と修繕、絶景や見所、危険個所のマッピングをすること、だったそうです。 どちらも唐桑の復興とまちづくりに奔走するボランティア集団「からくわ丸」が運営に携わってくれています。 この街の再生を多くの人が支えてくれています。 盛屋水産、おいしく立派な牡蠣を育てることで、その応援に応えていきます。 ![]() 「盛屋水産 つなぎ牡蠣ファンド」お陰様で1/17募集終了致しました。 引き続き募集中のファンドはこちらです↓ http://oen.securite.jp/ 7/7に盛屋水産もお手伝いした「大人の修学旅行 in 気仙沼」。
気仙沼の蔵元 男山本店さんの日本酒「蒼天伝」の海中貯蔵体験でした。 ![]() その時の海の中はこんな様子。 1分37秒の動画はこちらです↓ http://www.youtube.com/watch?v=wWi0JpGjByY おいしくな〜れ! 撮影は震災後、静岡からここ唐桑に移住した水中カメラマン/ダイバーのウオさん。 貴重な映像、ありがとうございます! ![]() 「盛屋水産 つなぎ牡蠣ファンド」お陰様で1/17募集終了致しました。 引き続き募集中のファンドはこちらです↓ http://oen.securite.jp/ いよいよ結成された「唐桑御殿 つなかん」のおかーさんチーム。
本格オープン前の、いわば「実験台」となってくださったお客様たちについて、別途ご報告すると前回のブログ記事で書きました。 そのご報告ですが... お客様たち、こんなことの「実験台」にもなってくださっていました。 ヒント1 これなーんだ? ![]() ヒント2 「百潜錬磨」? ![]() おお!その格好は! ![]() ん、しょっと。いざ、着込んで... ![]() YES, WE DIVE! ![]() ![]() ![]() ![]() ドライスーツでぷかぷか浮くのもオモシロイ。 ![]() 別の日ですが、この方も!シュワッチ!イトイさんビーム! ![]() (写真提供 ともづな 小林峻さん いつもありがとうございます!) 唐桑の海の中を案内してくださるのは、7月の「大人の修学旅行 in 気仙沼」の日本酒海中貯蔵の様子を撮影してくださった、ダイバー/水中カメラマンの魚山さん、通称ウオさんと奥様のアキさん。 ![]() ヒントの写真で登場した酸素タンクや車のロゴは、ウオさんのところのです。カックイー。 見て見て〜、ウオさんが「つなかん」Tシャツも作ってくれました! ![]() 一代は潜りません。実は、閉所恐怖症&泳ぎ苦手...。 斉吉の和枝さんも、人生初のダイビング。 ![]() お隣の、よく見るとお顔が似ていらっしゃるナイスガイは、息子の吉太郎さん。 最近斉吉のブログデビューされましたね♪ 和枝さん、愛する三陸の海の中はどんな様子でしたか? 今回ここ唐桑の漁協の協力を得て特別に潜らせてもらった唐桑の海。 海の中は、実は「林」だったそうです。 海藻生い茂るの豊かな林。 陸には緑溢れる山があって、それはそのまま海と続いているんだなあ、繋がっているんだなあ、ということを実感するような風景だったそうです。 この豊かな海の魅力を、食をとおしてのみならず、いろんな形でお伝えできないか、どのようなやり方が 可能なのかいろいろ探っているところです。 モニター潜水にご協力いただき貴重なご意見をお寄せいくださいましたみなさま、案内してくださったウオさんご夫妻、唐桑の魅力を探るために潜水オッケーを出してくれた漁協、ありがとうございます! まだまだこれから、ですが、どのような展開になるか、試していきます、探っていきます。 さあ、唐桑でも、船の上でも半袖オッケーのシーズンです! 気仙沼の強力応援団「ほぼ日」のみなさん&斉吉の和枝さんとの両手に花、でパチリ、照れるぜ、の社長和享(やすたか)の写真とともに、夢を膨らませながら、今回のご報告を終了します。 ![]() ![]() 「盛屋水産 つなぎ牡蠣ファンド」お陰様で1/17募集終了致しました。 引き続き募集中のファンドはこちらです↓ http://oen.securite.jp/ |