牡蠣の状況 2012.1.10
牡蠣養殖再開にかける盛屋水産ですが、昨年11月から始めたこのブログで牡蠣の記事を書くのは初めてです...
お待たせ致しました!

これが、今鮪立(しびたち)湾に横たわる盛屋水産の牡蠣の種。
これから「種はさみ」の作業をして海に仕込んでいきます。
牡蠣種1120108

種牡蠣3 120108

ホタテの貝殻1枚の両面に 1cmぐらいの小さな 牡蠣たね が複数ついています。
宮城県は東松島産の 牡蠣たね です。
これを 2本のロープをよって1本にしたロープに
間隔を空けて はさみ込んでいく作業が「種はさみ」。

牡蠣種2 120108

その後 静かな流れのある「潮とおし」の良い場所を選び、このような筏に牡蠣をつるします。
牡蠣筏

筏作りのお手伝いをしてくださった 昨年12/17の神奈川ボランティアセンターのメンバーのみなさん。
腕っ節の強い男性陣に、まさにお力を貸していただきました。
ありがとうございます!
写真はその日できたての現在の自宅の床(詳しくはこちら)での くつろぎの一時。
神奈川ボランティア筏メンバー111217

鮪立(しびたち)湾に浮かぶ盛屋水産の筏です。
種はさみ作業は 昨年夏、震災後初めての分を実施済みです。
写真の筏には 夏にボランティアさんたちに種はさみを手伝っていただいた分がつるされています。
筏遠景

牡蠣筏は1年をとおして 静かな流れのある「潮とおし」の良い場所へ 繰り返し移動させます。
そして 夏は温湯処理 (温水に牡蠣をつけ、周りについた海藻や貝を除く作業)、
冬はつなぎ牡蠣作業 (岩のように重なった牡蠣を ひとつひとつ手作業で外し ロープに付け替える作業)
を行い 1個1個に十分な栄養を与えるのが 盛屋水産のこだわりです。

昨年夏に海に仕込んだ牡蠣は この春には 剥き身 としては何とかなる大きさにはなっているかもしれませんが、自然とのコラボレーションである養殖業、その時の成長次第で今時点では何とも言えません。
そして 殻付き として出すには2、3年は成長させたい。
こだわりの人 社長和享(やすたか)の満足のいく牡蠣ができるよう
海と相談しながら
そして みなさんの応援を力に 収穫に向けて頑張ります!

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牡蠣2illustrated by Masae Hatakeyama



01/10 05:29 | 牡蠣の生育状況 | CM:3 | TB:0
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