Gakuvoの再訪! 2012.9.2
8月の盛屋水産は、ホタテの出荷も終わり、牡蠣の温湯(おんとう)処理や筏の手入れをしていました。

そしてお盆は、日本の多くの土地でそうであるように、ここ唐桑では大切で忙しい行事。
ご先祖様をお迎えるするための仏壇の飾りつけやお供えものの準備をします。
butsudan

そして「お仏拝み(おほとけおがみ)」といい、親戚や縁者が仏壇に手を合わせに訪ねてきてくれたり、こちらも出掛けたりするので、お客様をお迎えするため、家周りの草刈りやら掃除やら自慢のお手製のお漬物とお茶菓子の用意やら、でどの家も準備に必死です。
この「お仏拝み」、段々と訪問する親戚の範囲など、規模が縮小していっているようですが、普段忙しくしてゆっくりと話ができないでいる人たちとの大切なコミュニケーションの時間にもなっています。
盛屋水産を営む菅野家にも、昨年夏他界したじいちゃん(社長和享<やすたか>の父)の仏前に手を合わせに大勢の方が来てくださいました。

そんな慌ただしくも温かいやりとりのある8月の最終週に、とても嬉しい訪問を受けました。

タイトルにもあるように、Gakuvo- (日本財団学生ボランティアセンター)の学生ボランティアのみなさん- が再生した「つなかん」に来てくれたたのです。
Gakuvo_revist
(写真提供 Jay Horinouchiさん:thank you!)

Gakuvo_revisit2
(写真提供 からくわ丸 根岸えまさん:ありがとう!)

Gakuvoは、震災後の盛屋水産に元気と勇気、やる気を与えてくれた、大切な存在です。
昨年8月から建物の修繕直前の今年3月まで、延べ500人は超える学生ボランティアのみなさんが、3階まで津波が来た菅野家のかつての自宅「つなかん」で生活し、取り壊しを考えた家に灯りを灯し笑い声を響かせてくれました(いきさつについては、こちら「かつての自宅を残す その2」をお読みください)。

「つなかん」とは、唐桑町 鮪立(しびたち 「鮪 [まぐろ]= ツナ」) の「管」野さんち、として、彼らが親しみを込めて呼んでくれていた、この家の愛称です。
盛屋水産の仕事ぶりをみてもらい、唐桑の自然と漁師生活とおいしい食べ物を体感してもらえる場所「つなかん」をオープンするという決断を確かなものにできたのは、Gakuvoを始めとするボランティアのみなさんとのふれあいをとおしてこそ、でした。

「つなかん」は初めて、という学生も大勢でしたが、中には見知った顔も。
第1陣から引率者として来てくれ、震災後間もない「つなかん」を知る日系アメリカ人アーティストのJay。
そのJayの言葉ー「新・ツナカン最高でした。なんか、ものすごく色んな感情を感じてました。いつも僕が泊まっていた角部屋にも行って、数分間無言で風を感じながら浜を見ていました。」
泣きそうだったけど、無理やり止めたというJay。
こんな風にずっと見守り共に喜んでくれる人たちがいることに、感謝せずにはいられません。
Jay、そしてみなさん、本当にありがとうございます。
そして今回初めて唐桑に来てくれた人たちも、ありがとう!

今回のGakuvoの活動は、唐桑でのイベントのお手伝い(臨海花劇場)と、唐桑の素晴らしい自然を体感できるけれど整備が必要な遊歩道の整備と修繕、絶景や見所、危険個所のマッピングをすること、だったそうです。
どちらも唐桑の復興とまちづくりに奔走するボランティア集団「からくわ丸」が運営に携わってくれています。

この街の再生を多くの人が支えてくれています。
盛屋水産、おいしく立派な牡蠣を育てることで、その応援に応えていきます。
牡蠣2illustrated by Masae Hatakeyama


「盛屋水産 つなぎ牡蠣ファンド」お陰様で1/17募集終了致しました。 
引き続き募集中のファンドはこちらです↓
http://oen.securite.jp/
08/30 22:12 | 菅野さんち日常 あれこれ | CM:0 | TB:0
お名前

HOMEページ

Comments:

パスワード
   
http://moriyasuisan.blog.fc2.com/tb.php/59-e11af075
* Trackbacks: *
template design by takamu
Copyright © 2006 盛屋水産 All Rights Reserved